- 低学歴・未経験でも転職しやすいITエンジニアの職種がわかる
- 職種毎の平均年収がわかる
こんにちは、現役の低学歴システムエンジニアのひきわけです!
ITエンジニアに転職したいけど、低学歴(中卒や高卒)・未経験でも本当に転職できるの?
どんな職種に転職しやすいの?
給与も気になりませんか?

沢山ある職種のどれを選べば良いかわからない…

職種は決まっているけど年収はどのくらいかな…
そんな人に向けて、低学歴・未経験でも転職しやすいITエンジニアの職種を記事にまとめました!
本当に低学歴の未経験者がITエンジニアに転職できるのか思っている人は安心してください!
筆者はIT業界未経験の中卒でもITエンジニアに転職して10年以上働き続けています。

自分の未来は自分だけが変えられる!
知ることが変化への第一歩になるよ!
筆者の経験だけでなく、未経験者でも意欲的なITエンジニアを採用している現場のニーズをもとに記事にしましたので、じっくり読み込んでください!
- この記事を書いた人
名前:ひきわけ
学歴:中卒
職業:システムエンジニア(経験15年目)
仕事内容:システム企画/設計/開発/運用
保有資格:ORACLE(Silver)/CCNA/LPICなど
プロフィールの詳細はここで見れます!
低学歴・未経験でも転職しやすいITエンジニアの職種4選
ITエンジニアとは
ITエンジニアとは情報システム関連の業務に従事する人の総称で、プログラマーだけでなくWebデザイナー、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアなどの職種がITエンジニアです。
ITエンジニアのことを知りたい人はこちらのページを参考にしてみて下さい。
低学歴・IT業界未経験でもITエンジニアに転職できるか?
結論。低学歴・IT業界未経験でもITエンジニアに転職できます。
ただし、年齢的には20代は伸びしろを重視ですが未経験でもITに関する知識の基礎を身につけておけば、より有利に転職することができるでしょう
30代なるとコミュニケーションやマネジメント能力を評価対象とする企業も少なくはありません。ITに関する知識は必須となります。
筆者の経験と将来性から厳選
ITエンジニアの職種は細かく分けると15~20程種類ほど職種があります。
役割毎に専門の職種として分かれています。
例えば、マンションを売るためには、土地を探す人、家を建てる人、販売をする人など、役割毎に専門の職種として分かれています。
ITエンジニアも同じように、システムに必要な要件を聞いて設計書を書く人、プログラミングする人、システムを運用する人といったように、専門の職種として分かれています。
これから紹介するITエンジニアの職種は、低学歴・未経験でも転職がしやすいだけでなく、仕事をしながら専門的な知識を身に着けてキャリアアップを目指すことができる職種です。
とりあえずIT業界へ転職をしたいけど具体的な職種が決められない人や、将来のことを見据えて職種を選びたい人に分かりやすく解説していきたいと思います。
気になる給与のことも平均年収として紹介していきます。
プログラマ―
- プログラマー
- 平均年収 548万円 ※
おすすめ度 ★★★★★
将来性 ★★★★★
引用:※は 平均年収はマイナビの「2021年度版【全309職種】職種別 モデル年収 平均ランキング2021」より
プログラマーおすすめ理由
どんなに性能が優れたスマホでも、アプリが無いスマホを読者の皆さんは使いますか?
動画を見たりSNSに投稿したり乗換案内を調べたり…。
それらアプリ(システム)は設計書をもとにプログラマーが開発をしています。
- もしxxだったら音をだす。
- ボタンが押されるまで数を数える
初めは先輩社員と一緒に小さな開発を任されたりして、経験を積むごとに高度なプログラムを任されるようになり、非常にやりがいを感じる仕事の一つです。
プログラマーからのステップアップは、プログラマーを取りまとめる開発リーダーやお客さんから要件を聞き出し設計書をつくるシステムエンジニアを目指せるだけでなく、ネットワークエンジニアとしてプログラミングができる人材の需要が伸びているので選択肢を幅広く持つことが出来ます(※1)。
他にも他業種(デスクワーク)に転職や副業をする時はプログラマー経験が有利にまります。
※1 ネットワークを仮想化技術(SDN=Software Defined Network)で構成する企業が増えてきて、SDNはソフトウェアでネットワークを管理しています。プログラミング技術があると、より効果的なネットワーク構成を作り出すことが可能となります。
サーバーエンジニア
- サーバエンジニア
- 平均年収 538万円 ※
おすすめ度 ★★★★
将来性 ★★★★★
引用:※は 平均年収はマイナビの「2021年度版【全309職種】職種別 モデル年収 平均ランキング2021」より
サーバーエンジニアおすすめ理由
唐突ですが読者のみなさんはクラウドをご存知でしょうか?
クラウドを簡単に説明するとインターネット上にあるデータをどこからでも利用できるサービスの事です。
例えばiPhoneユーザーならiCloude、AndroidであればGoogleドライブを聞いた事があるかと思いますが、これらもクラウドのサービスの一つです。
企業はこれまでは自社ネットワーク領域内に自社サーバーを準備するために「時間・場所・物・人材(サーバエンジニア)」が必要でした。
しかし現在多くの企業ではクラウドを採用するケースが増え始めてきています。
理由はクラウドを使うことで、自社ネットワーク領域内に自社サーバーを準備するための「時間・場所・物・人材(サーバエンジニア)」が不要となり、短工期・低コストでサーバーを利用することが出来るからです。
とは言え、全ての企業が100%クラウドへ移行している訳ではありません。
企業の方針によってはデータの秘匿性レベルで自社のサーバで管理するのかクラウドで管理するのか、使い分けている企業もあるからです。
サーバーエンジニアは今後需要が減る事が予想されますが、需要が高まりつつあるクラウドエンジニアへのステップアップを考えるなら関連するネットワークやセキュリティーの知識も身に付ける必要があります。
需要が少なくなりつつある企業が保有しているサーバーの保守・運用を経験してからクラウドエンジニアへステップアップを考えている人にオススメできる職種ですが、ステップアップを考えてない人にはあまりオススメ出来ない職種となります。
ネットワークエンジニア
- ネットワークエンジニア
- 平均年収 588万円 ※
おすすめ度 ★★★★
将来性 ★★★★★
引用:※は 平均年収はマイナビの「2021年度版【全309職種】職種別 モデル年収 平均ランキング2021」より
ネットワークエンジニアおすすめ理由
ネットワークが無いとパソコンやスマホから、あらゆる情報を見る事ができません。
今現在、電気・ガス・水道のライフラインと同じと言っても良いほど私たちの生活には欠かせず、将来も必要不可欠になるのがネットワークです。
そんなネットワークを新たに繋げたり、古くなった機器を新しい機器に入れ替えたり、要件に従って設計した値を機器に設定をしたりするのがネットワークエンジニアの仕事です。
家の光回線と無線LAN(Wi-Fiルーター)を繋げて、スマホが繋がる事に少しでも喜びを感じた人であればネットワークエンジニアの素質があると思います。
ネットワークエンジニアの醍醐味は繋がって当たり前を実現・維持することです。
しかし昨今では繋げるだけではなく繋げられたくないニーズもあります。
それがセキュリティーです。
悪意を持ったユーザーからの攻撃を企業は外部からも内部からも守らなければなりません。
正規のユーザー(企業の社員)と悪意を持ったユーザーの判断する仕組みを考えたり、悪意も持ったユーザーが企業内のネットワークに侵入した時に検知をする仕組み(侵入されたを知る)や、防御をする仕組み(侵入されても企業内のネットワークやサーバを守る)を設計したりする必要があります。
これまではネットワークエンジニアがセキュリティーに関する設計などをしていましが、昨今ではより専門性の高いスキルを持ち合わせたセキュリティーエンジニアが設計するようになりました。
現在多くの企業ではクラウドサービスを採用するケースが増え始めてきています
クラウドを利用する企業が増えていることは、益々セキュリティエンジニアの需要が高くなることを意味しています。
Webデザイナー
- Webデザイナー
- 平均年収 479万円 ※
おすすめ度 ★★★★★
将来性 ★★★★★
引用:※は 平均年収はマイナビの「2021年度版【全309職種】職種別 モデル年収 平均ランキング2021」より
Webデザイナーおすすめ理由
デザインすることが好きだけど収入をアップしたい・IT業界で働きたい。
そんな人におすすめなのがWebデザイナーです。
世界には数えきれない程のWebサイトが存在して、Webサイトの数だけWebデザインが存在しています。企業にとって会社の顔となるのがWebサイト。そのデザインを手掛けるのがWebデザイナーです。
ただWebサイトの構成やレイアウト、デザインをすれば終わりではなく、プログラミングに似た言語や簡単なプログラミング言語を使ってWebサイトを作ります。
デザインはセンスが必要で、センスはあとから身につけられるモノではありません。
プログラミングは身につける事が出来ます。
簡単なプログラミング言語を覚えるだけで、仕事の選択肢が広がります。
将来フリーランスで自由に働きたいと考えている人にとってもおすすめの職種です。
低学歴でもITエンジニアに転職する方法
まとめ
この記事では筆者の経験だけでなく、未経験者でも意欲的なITエンジニアを採用している現場のニーズをもとに低学歴・未経験でも転職しやすいITエンジニアの職種4選を紹介致しました。
職種 | プログラマー | サーバー エンジニア | ネットワーク エンジニア | Web デザイナー |
おすすめ度 | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
平均給与 | 548万円 | 538万円 | 588万円 | 479万円 |
将来性 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ |
★の数はIT業界未経験者がIT業界への就職する際の目安としています
低学歴の未経験者がITエンジニアへ転職するには「経験を積む(アプリ開発)、知識をつける(アプリ開発・資格取得)」ことが必要です。
IT業界未経験者がいきなり独学でアプリ開発や知識をつけるのは、始めるまでに時間がかかったり思うように進める事が出来ず、やがてモチベーションが下がり途中で諦めてしまう場合があります。
独学が「悪い・経験を積めない」訳では無いですが、IT業界未経験者が限られた時間の中で効率的に成果を出すのであれば、プログラミングスクールやITスクールで学習することをおすすめいたします。
プログラミングスクールやITスクールには、プログラミング学習コースや資格取得コース等があり学習方法もスクールよって様々なメニューが用意されています。
スクールに通う事が難しい場合には自宅や外出先からリモートでの授業やプログラミング学習を行ったり、もちろんスクールに通って受講する方法もあります。自分の生活スタイルに無理なく組み込められるスクール選びがIT業界への就職成功への鍵となります。