- 筆者が40代の中卒だから本当の中卒の末路がわかる
- 年代別に仕事、収入、生活などがわかる
- 将来の不安を希望に変えられる方法
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【体験談】低学歴の現実を公開~10代から40代の通信簿
記事を書いたキッカケ
本当の低学歴の末路と現実を知りたくないですか?
きっかけは、中卒をキーワードに複数のサイト見て中卒の人が体験したことや、どう生きているか現実を記事にしているブログが少なく第三者が中卒に取材をしたかもわからず(事実の確認をしているかわからない)、中卒に対するイメージだけの記事が多いことに違和感を覚えました。
そこで中卒の筆者が歩んだ人生を赤裸々にブログにしてみました。
ただ、中卒の人生を記事にしても読者にメリットがないので中卒で将来のことで悩んでいる読者へ将来の悩みを解決できるヒントも含め記事にしました。
高卒の読者の方にも参考にはなるので、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
※この記事は、SNSなどで見かける「中卒でも逆転できる」「中卒でも年収1000万円稼ぐ」などのやり方は記事にしていません。なぜなら筆者は社会的に認められている企業に就職をして一般的なビジネスマンとしてして生きてきた結果を読者の方に知ってもらい、将来に不安を抱えている10代、20代の低学歴の読者を中心に現実を知ってもらい読者の人生設計に役立てて欲しいと思ったからです。
歴史を学び今に生かす
筆者は40代の中卒です。
中卒高卒読者にとって将来のことが一番の悩みだと思います。
特に10代、20代からみて40代は将来と言っても過言では無いでしょう。
10代~30代に過ごした結果が40代で大きくあらわれます。
特に収入と生活に大きく差があらわれます。
筆者がどのように10~30代を過ごし40代を迎えているか知ることで読者が将来をイメージしやすくなります。
この記事では、本当の中卒の現実と将来がわかります。
なぜなら、中卒の筆者の実体験を記事にしているからです。
この記事を読むと、読者の将来の不安を希望に変えることが出来ます!
筆者中卒の人生から学んで読者の人生に活かして下さい!
筆者中卒の人生から学び読者の将来に活かす
筆者の人生通信簿のように見えますが、仕事、収入、資格といった働く事に関する内容や
車、家、結婚、子供といった生活をイメージしやすい内容に至るまで一覧表にまとめてみました。
年代 | 仕事 | 収入(年収) | 年間休日 | 労働時間 | 資格 | 車 | 家 | 結婚 | 子供 |
10代その1 | 新聞配達 | 150万 | 36日 | 12時間 | ー | ー | 住み込み | ー | ー |
10代その2 | 自動車整備士 | 220万 | 80日 | 8時間 | 3級自動車整備士 | ー | 賃貸(5万) | ー | ー |
20代 | 自動車整備士 | 300万 | 80日 | 8時間 | 2級自動車整備士 LPIC(Lv1) CCNA MCP | ○ | 賃貸(6万) | ー | ー |
30代 | IT業界 | 400万以上 | 130日以上 | 8時間 | Oracle(Gold) Oracle(Silver) Oracle(Bronze) | ○ | 賃貸(10万) | ○ | 1人 |
40代 | IT業界 | 600万以上 | 130日以上 | 8時間 | ー | ー | 賃貸(15万) | ○ | 1人 |
自画自賛する程ではありませんが現在(40代)は人並みの生活をしています。
現在に至るまでに各年代どんな経験や考えを持っていたか。
あわせて40代の筆者自身が各年代ごとの筆者に送るコメント(反省点)も添えてみました。
中卒の10代 その1
どのようにして就職した?(新聞配達)
中○時代にアルバイトで新聞配達をしていて高校へ通える程のお金も無かったので無条件でそのまま社員として就職。
- 就職するための条件は?
- 学歴不問で体力があれば誰でも可
- 就職するための準備は?
- なし
どんな生活していた?(新聞配達)
ひとことで言うならブラックなお仕事でした。
- 労働時間は?
- 1日12時間(残業含まない)
- 睡眠時間は?
- 約6時間(複数回に分けて合計6時間)
- 休日は?
- 月1回の休刊日と毎週日曜の夕方のみ(年間36日程度)
将来のために何をしていたか?
- 勉強は?
- 何もしていませんでした。
20歳まで頑張れば独立させてくれることを信じて仕事の辛さに耐えることしか考えていませんでした。
40代筆者が10代筆者に伝えたいこと
10代の新聞配達の仕事はいま振り返ると年齢的に絶対に選んではいけない仕事でした。
成長もなければ貴重な10代の時間を捨てていました。
10代と40,50,60代の時間の価値は異なります。
10代の時間は将来稼ぐために知識を付ける時間として使うことで時間の価値が何十倍にも膨れ上がります。
40,50,60代の時間はいま稼ぐために時間を使います(時間を売ります)
筆者は貴重な10代の時間を売ってしまったので将来苦労することになりました。
当時の筆者はお金の知識も無かったので給与が高いか低いかわからず、食べられるだけもらえればよいと自分を安売りしていました。
20歳まで頑張れば店を持たせてくれる(独立できる)約束は本当に店を持つことができたか?稼ぐことができたか?いま考えてみると店を持てたとしても稼ぐことはできていなかったと思います。
- 社長もそれほど良い生活をしていなかった。
- いま現在、新聞を取る家が少なくなった。
まだまだ15歳の子供には世の中の仕組みや厳しさを理解して未来を予測しろと言うのは酷なことです。
失敗が許され知識も蓄えられ問題解決能力を鍛えられる高校や大学へ進学するべきだと強く思いました。
中卒の10代 その2
どのように就職した?(自動車整備士)
新聞配達は将来を独立を約束されたとはいえ、毎日12時間労働でほぼ休みがない生活を一生続けていくことは無理だと気づき18歳の時に知り合いが紹介してくれた自動車整備工場へ転職することになり結果的に10年間働くことになりました。
- 就職するための条件は?
- なし
- 就職するための準備は?
- なし
どんな生活していた?(自動車整備士)
- 労働時間は?
- 8時間 ※ほぼ残業なし
- 睡眠時間は?
- 8時間
- 休日は?
- 毎週日曜と第2土曜日、祝日、夏季休み、年末年始(年間80日程度)
将来のために何をしていたか?
3級自動車整備士の資格
会社からのススメと手に職をつけて一生困らないようにしたいと考えていたので整備士の資格取得を目指しました。
先輩に整備のやり方を一から指導してもらいながら整備士取得の条件である1年の実務経験を得て3級自動車整備士の資格にチャレンジして無事に1回の試験で合格することができました。
勉強方法は自動車整備振興会の講習会への参加と過去問を繰り返して合格できました。
試験は時速やニュートンに関する計算問題や法律に関する問題が出題されました。
計算問題はそれほど難しくはありませんでしたが特に単位(Km、m、時、分など)を合わせてから計算することを覚えてないと難しく感じるレベルです。
法律に関する問題は過去問を繰り返して暗記をしました。
パソコンの購入
結果的に将来への投資にもなったパソコンの購入
プログラミングを覚えるためでも何かを学ぶためでもなく、とにかくインターネットをやってみたかった。
うまく繋がらない、回線スピードが遅い、ハードディスクがカリカリ鳴る…。
パソコンを使いながらパソコンの知識が深くなってITに興味を持ち始めるキッカケにもなりました。
40代筆者が10代筆者に伝えたいこと
10代で自動車整備士に転職できたのは、いま考えると本当に恵まれていました。
紹介をしてくれたのは親しくしてくれていた50代の方で、いまの私よりも上の世代ですが仮にいま私が中卒10代の若い人に職を紹介できるかといったら難しいと思うからです。
よほど私への信頼があったのか、何も考えていなかったのどちらかと考えるのが自然かと思います。
中卒の20代
どんな生活していた?
毎年昇給して、生活も余裕が出てきて車を購入
これまであまり遊ぶことが出来なかったので週末はスキーに釣り、海水浴に温泉など遊びまくりました。
この頃に遊んだ経験が、いまでも役に立っていて仕事仲間とバーベキューに行ったり、温泉へ遊びに行ったりとコミュニケーション作りに役立っています。
将来のために何かをしていたか?
2級自動車整備士の資格
3級自動車整備士を取得してから3年後に2級自動車整備士の取得の条件が整ったので2級も3級と同様に会社から資格取得の支援として自動車整備振興会の講習会へ仕事を早く上がらせてもらい毎週水曜に上野の岩倉高校へ行ったのを今でも鮮明に覚えています。
2級自動車整備士の試験も一発で合格しました。
しかし、将来の備えも十分にできたと思う気持ちがそう長くは続きませんでした。
価格競争や客先倒産などで整備する車の台数も少なくなり自動車整備では満足に生活出来る将来を思い描くことが出来なくなったので転職を決意することになりました。
IT業界への転職準備
- 将来の不安
- 好きなパソコンの仕事だと自動車整備士より高収入が得られる
- 毎週土日休める
- 中卒でも働ける
これらの理由からIT業界への転職を決意しました。
パソコンを使って調べて分かったことが
- 未経験者は資格を取る必要がある
- ITスクールに通うと効率的+補助金が出る
自動車整備の仕事が終わってからITスクールに半年通いCCNA、LPIC、MCPの資格を取得しました。
その後、転職サイトにエントリーをして面接のチャンスをつかむことが出来ました
中卒の30代
どのようにして就職した?(IT業界)
自動車整備士を続けながら夜間ITスクールに通い3つの資格取得と転職サイトを活用して転職に成功しました。
まったくの未経験でIT業界への転職方法の知識もなかったのでネットで転職に関する情報を調べて5つのことがわかった。
- 未経験からのIT業界への転職は資格が必要
- 資格は独学よりもスクールに通う方が効果的
- スクール費用の一部が教育訓練給付として国から支給される
- スクールが用意した転職支援が受けられる
- 転職サイトへのエントリーも効果的
①未経験からのIT業界への転職は資格が必要
採用する企業からすると、最低限の知識(資格)とやる気があれば積極的に人材を採用したいと考えています。
そのためにも、知識レベルをアピールするために資格取得が必要となります。
②資格は独学よりもスクールに通う方が効果的
資格を取る為に書籍やネットの情報を調べて勉強することも可能ですが未経験者がやろうとすると
準備に時間がかかり、学習も効率が悪く、予定通りの期日までに終わらせることが難しくなります。
ITスクールでは、既に用意されたカリキュラムを時間割通りに進めれば期日までに終わらせることが可能です。
もし途中でつまずいたとしても、質問することで回答を得られたり時間割の見直しなどもしてくれます。
③スクール費用の一部が教育訓練給付として国から支給される
ITスクールに通えば効率的に学べることは理解できましたが費用の問題もありました。
そこで国から給付金がもらえる教育訓練給付制度を利用しました
雇用保険の一定の条件をクリアすれば受講料の何割かが給付されました。
※いま現在は20%が給付されます。
④スクールが用意した転職支援が受けられる
転職するためにITスクールに通うので多くのスクールが転職支援のサービスをしていました。
結果的に筆者はこの後に紹介する転職サイトを利用して転職を致しました。
※現在もほぼすべてのITスクール/プログラミングスクールが転職支援サービスを展開しています。
⑤転職サイトへのエントリーも効果的
スクールの転職支援サービスも利用しながら、自分でも転職サイトにエントリーして転職活動をおこなっていました。
資格を取得する前はオファー(エントリーした内容を見た企業が連絡をしてくる)がありませんでした。
資格取得後にエントリー情報を更新したら複数のオファーが届き、その中から条件が良い企業を選び面接を済ませて無事に転職ができました。
現在でも転職サイトのサービスはありますが、転職エージェントと言われるサービスも存在しています。
※このあと詳しく記事にしたいと思います。
どんな生活していた?
- 労働時間は?
- 8~12時間 ※残業の波がある
- 睡眠時間は?
- 6~8時間
- 休日は?
- 毎週土日、祝日、年末年始、有給休暇(年間130日以上)
将来のために何をしていたか?
日常の仕事をしていても技術を磨くことができますが2つの理由で資格取得を目指しました。
1つ目の理由は、見える形でなにかしら資格として残しておきたいと思い資格を取得しました。
具体的にはデータベースと言われるITには欠かせない仕組み。
その仕組みがどれだけ理解をしているか、初級/中級/上級の資格を目指して合格しました。
- ORACLE MASTER Gold
- ORACLE MASTER Silver
- ORACLE MASTER Bronze
Oracle(オラクル)とは世界で一番利用されているデーターベースの仕組みを販売してる会社で、その会社が主催する資格試験を受けました。
もう一つの理由は、もし転職をすることを考えた時に、Oracleの資格を持っているだけでも有利になると思ったのが2つ目の理由です。
中卒の40代
どんな生活していた?
- 労働時間は?
- 8~12時間 ※残業の波がある
- 睡眠時間は?
- 6~8時間
- 休日は?
- 毎週土日、祝日、年末年始、有給休暇(年間130日以上)
将来のために何をしているか?
運用やプログラミングよりも上流工程と言われる企画や設計の作業をしています
企画はお客さんが仕事で困ってないかヒアリングして仕事の効率化するために、ITの活用方法を企画や提案などをしています。
提案した内容で承認されたら、システム化をするための設計をします。
どんな機能や画面が必要か、セキュリティはどうするかといった設計です。
設計はシステム全体の知識も必要ですが、特に求められるのがセキュリティーの知識です。
読者のみなさんもネットショッピングで住所やクレジットカード番号を入力して買い物をされてませんか?
安心してネットショッピング(システム)が使えているのはセキュリティを意識して作られているからです。
筆者もシステム設計に関わる一人のエンジニアなので、もっとセキュリティについて知る必要があると思い
現在と将来のためにも情報処理安全確保支援士試験と言われる国家資格の取得を目指しています。
中卒の末路
いかがでしたでしょうか?
筆者の人生を年代別に仕事、収入、生活の様子を記事にしてみました。
中卒でもある程度の収入を得て家族を養えていることがわかったかと思います。
人生の大きな分岐点は20代最後にIT業界に転職できたからです。
10代、20代で将来が不安だと思う読者は中卒に限らず沢山いると思いますが10代、20代には「若さ」という武器があります。
- 体力がある(多少無理できる)
- 記憶力がある(たくさん学べる)
- やり直しが効く(時間がある)
筆者はこの若さという武器を使って、IT業界へ転職するために仕事で疲れていても勉強を沢山しました。
若さを活かすだけで将来の不安を希望に変えることができます!
その若さという武器に一日でも早く気が付いて、筆者と同じかそれ以上の豊かな人生を歩めるように頑張って欲しいと思います。
最後に筆者が20代最後に転職をしたIT業界の魅力も別の記事にまとめているので
↓あわせて読んでみて下さい↓